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梅雨どきの髪はぼさぼさ! カギは朝晩のダメージケアとスタイリング【美髪プロが教える】

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梅雨の時期、朝に髪を念入りにスタイリングしても、屋外へ出ただけで広がる、うねる、ばさばさになる、つやが消失する、昼にはもうぼさぼさになる、また、逆にぺちゃんこになる……などでお手上げだと嘆く人が続出します。

そこで、美容師で美髪ケアを追求する三谷遥さんに、その原因や改善のための梅雨のヘアケア法について詳しく聞いてみました。

梅雨どきの髪がまとまらない理由は?

——梅雨になると急に髪が広がったりうねったりするという人がいます。なぜなのでしょうか。

三谷さん:もともと髪は水分を吸収しやすい性質があります。髪は湿度が高いと伸び、低くなると縮むのです。場所も気温も同じで、湿度が2倍になれば、髪の水分量も2倍近くになるという報告もあります。

寝ぐせをなおしたり、巻いたりするときには、いったん水で濡らしてからドライヤーやヘアアイロンの熱を利用してスタイリングするでしょう。髪の1本ずつの内部では、場所によって水分量が違うのですが、それを熱で変化させて毛髪の形状を変えているわけです。

梅雨どきは、空中の湿度が高くなって皮膚(ひふ)が保湿されるように、髪も水分をたくさん吸収します。ですが、髪1本ずつの根元から毛先まで、全部が同じ量を同じように吸収するわけではありません。ある部分は水分でふくらみ、別の部分はやせることがあります。

それが髪全体となると、もとの髪質や形状によって、広がる、うねる、はねる、ぺちゃんこになるなどします。

——では、梅雨どきの屋外では、髪が半乾きのときの状態に近いのですか。

三谷さん:そうです。朝にドライヤーで乾かしてスタイリングができていても、時間とともに毛髪の水分量が増えると、ケアやスタイリング前のもとのくせの形状に戻りだします。くせ毛の人は、広がる、うねる、はねるなどするわけです。

——ぺちゃんこになるという人もいます。これも水分の量でしょうか。

三谷さん:髪がもともと直毛タイプの人、細い人、軟らかい人、ハリやコシがない猫毛タイプの人は、髪の水分量が増えるとその重みで根元からぺちゃっとする、また、細くて短いおくれ毛は自然乾燥してぼさぼさ、ぱさぱさとはねるようになります。

ダメージヘアは水を吸収しやすいのでまとまらない

——髪が傷んでいると余計に髪の乱れが目立つように思います。

三谷さん:ダメージヘアの場合、髪の表面を覆ってつやのもとであるキューティクルがはがれたり乱れたりしています。そこから水分が吸収されやすくなっているのです。同じ人の髪でも、正常な毛髪より、ダメージがある部分のほうが水分の吸収量が増えます。その部分がとくに、ケアやスタイリングをする前のぼさぼさ髪に見えるでしょう。

ac髪丸と縦レイヤ

濡れた髪はトリートメントの成分を吸収しやすい

——何とかまとまりやすくする方法はありますか。外出先でドライヤーやヘアアイロンを使ってスタイリングをしなおすのは面倒で無理そうです。

三谷さん:まずは、ダメージヘアをケアすることです。髪質に適したシャンプーやトリートメントを選び、パッケージに表示されている用量どおりに使用します。また、洗髪前後にはお湯でよくすすぐことが基本のケアです。

そして、お風呂から出たら、まずはタオルドライをします。その後すぐ、濡れた髪にアウトバストリートメントをつけます。濡れた髪はキューティクルが開いていて成分が浸透しやすいので、このタイミングで使用しましょう。

くせ毛で、梅雨どきは広がる、うねる、はねる人は、しっとりするタイプのトリートメントやオイルを選んでください。

直毛で猫毛の人は、サラサラタイプやハリ・コシが出るタイプを選びましょう。

いずれの場合も適量を守り、つけすぎないように注意をし、頭皮は避けて、髪の半分から毛先までに塗布します。髪の根元から数センチはダメージが少ないので、塗る必要はありません。

そして、できるだけ早めにドライヤーで乾かします。ポイントは、髪の根元から毛先に向かって乾かすことで、頭皮に風をあてるイメージで行いましょう。仕上げに、冷風をあてるとキューティクルが閉じてつやが出やすくなります。

——出先で髪が濡れたときはどうすればいいでしょうか。

三谷さん:ハンカチやティシュでできるだけ早く拭き取りましょう。濡れている時間が長いほど、うねりやはねが出てきてぼさぼさ、ばさばさになります。アウトバストリートメント剤を携帯しておき、毛先につけるとぼさぼさもおさえやすくなります。

梅雨どき簡単ヘアアレンジは?

——梅雨どきの朝のスタイリングのコツはありますか。

三谷さん:水で軽く湿らせてから、朝も先ほどお話ししたアウトバストリートメントを使い、ドライヤーで形状を整えて冷風で仕上げましょう。くり返しますが、こうするとキューティクルが閉じて栄養分が流出しにくくなります。

次に、くせ毛の人はしっとりやオイルタイプのスタイリング剤を、また直毛で猫毛の人はサラサラやハリ・コシタイプを使って仕上げましょう。必要に応じて、スタイルをキープするためのスプレーを使用するのもいいでしょう。

——梅雨でも髪が乱れにくいスタイリングはありますか。

三谷さん:編みこみ、お団子、ポニーテール、ハーフアップのお団子やくるりんぱ、またヘアバンドを使ったアレンジなどにすると、髪の乱れを防いでおしゃれを楽しめます。

時間がないときは、サイドのねじりどめやヘアピンどめだけでも、乱れが目立ちにくくなるでしょう。

——ありがとうございました。梅雨どきにぱさぱさ、ぼさぼさしてまとまりにくい部分こそダメージヘアだと気づきいてケアしたいものです。ケアを毎日実践し、ヘアアレンジを楽しむシーズンと考えてトライしてみます。

(構成・取材・文 藤井 空/ユンブル)

Source: ウートピ
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